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造形速度が5倍速に——「Hyper FFF Raise3D Pro3シリーズ 高速化アップグレードキット」発売

日本3Dプリンターが、産業用FFF方式3Dプリンター「Raise3D Pro3」を高速化する「Hyper FFF Raise3D Pro3シリーズ 高速化アップグレードキット」を2023年2月1日に発売した。

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Raise3D Pro3は、300℃まで対応可能な独立モジュール式デュアルエクストルーダーを装備した3Dプリンター。最終部品やツール、スペアパーツなどの短時間製造や小ロットの生産ニーズに応えることができる3Dプリンターだ。

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本高速化アップグレードキットは、Raise3Dが独自開発したHyper FFFテクノロジーを採用。独自のアクティブ振動補正アルゴリズムにより、ヘッドが高速で方向転換する際の加速度を正確かつ高精度に制御し、発生する振動や衝撃を抑制。これによりヘッドスピードを約5倍に、ヘッドの加速度を最大10倍にまで高速化し、最大で毎秒350mmの高速造形を可能にするというものだ。

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キットには、高流量の高速用ホットエンド(0.4mm)×2、マシン固有の振動数を測定して校正する高速用オートキャリブレーター、高速専用フィラメント(ABS/PLA)各1巻、アップグレードレター(高速化アップグレードキットを有効化するためのアクティベーションコードを記載)が含まれる。

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なお、高速化アップグレードキットをインストールした後でも、ホットエンドユニットと材料を交換することで、従来と同じ通常モードで造形が可能だ。

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