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500ドルで買える真空成形機——デスクトップ型バキュームフォーマー「VacuumSnap」

卓上バキュームフォーマー「VacuumSnap」がKickstarterに登場し、人気を集めている。パッケージやパーツの作製から、石鹸やキャンドル、食品向けの型作りまで幅広く活用できる。

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VacuumSnapは、プラスチックシートを加熱して軟化し、型に被せて真空吸引することで成形する真空成形機。さまざまな種類のプラスチックを使い、自由な形状の成形品を手軽に作ることができる。

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加工エリアは400×400×160mmで、PVC、PET、PS、PP、PE、PC、PETG、ABS、HIPSなどの素材に対応する。2kWのハロゲンヒーターによる加熱と700Wの真空吸引力で、迅速かつ精密な成形が可能だ。エルゴノミクスデザインの引き手とタッチパネルを搭載し、作業性と操作性を高めている。

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本体サイズは550×550×700mmで重さは50kg、入力電圧は100~240V。厚み0.1~3mmのプラスチックシートの加工に対応する。オプションで、サイズの小さなプラスチックシートをセットできる調整枠も提供する予定だ。

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VacuumSnapの予定小売価格は482ドル(約6万3000円)で、今なら数量限定の早割価格299ドル(約3万9000円)で入手できる。0.5mmのHIPSシートが10枚付属する。2023年6月の出荷を予定しており、日本への送料は79ドル(約1万500円)だ。

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VacuumSnapは、2023年2月16日までクラウドファンディングを実施中。2月6日時点で、1万ドル(約131万円)の目標額を大きく上回る約49万2000ドル(約6462万円)を集めている。

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