Touchsyは、4種類の基板に解像度240×320の3.2インチLCDと2種類のタッチパネルを搭載したディスプレイモジュール。Raspberry Pi用HATの「Touchsy HAT」と、Raspberry Pi Pico Wベース、ESP-32ベース、ブレークアウトボードの3種類の「Touchsy」を提供する。

Touchsy HATは抵抗膜方式タッチパネルを備え、タッチポートとディスプレイポートのSPI通信インターフェース、5方向ジョイスティック、プログラマブルボタン×2、プログラマブルマルチチューンブザーを備える。本体サイズは56.1×87mmだ。

Pico WベースとESP-32ベースのTouchsyは、抵抗膜方式か静電容量方式タッチパネルの選択ができ、SDカードスロット、3.7Vバッテリーポート、プログラマブルボタン×4（ESP-32ベース：×2）、4線式SPI通信インターフェース、外部GPIOピンを備える。本体サイズは、Pico Wベースが90×58mm、ESP-32ベースが90.05×58mmだ。

ブレークアウトボードのTouchsyは、抵抗膜方式か静電容量方式の選択ができ、電源は3.3／5V対応で、8ビットSPI通信インターフェースを備える。本体サイズは92×58mmだ。

Raspberry Pi OSやPiTalk GUIの動作、カメラ用ディスプレイ、入力デバイス、情報表示用ディスプレイなど、さまざまなSBCやマイコンを使ったプロジェクトやアプリケーションに利用できる。

Touchsy HATを25ポンド（約4000円）、ブレークアウトボードのTouchsy（抵抗膜式）を25ポンド、同（静電容量式）を30ポンド（約4800円）、Pico WベースとESP-32ベースのTouchsy（抵抗膜式）を40ポンド（約6400円）、同（静電容量式）を45ポンド（約7200円）で提供する。出荷は2023年4月を予定しており、日本への送料は価格に含まれる。

Touchsyは、2023年2月18日までクラウドファンディングを実施中。2月7日時点で、目標額の500ポンド（約8万円）を上回る約4800ポンド（約77万円）を集めている。