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CQ出版『改訂TensorFlow版 算数&ラズパイから始めるディープ・ラーニング』を発売

CQ出版は『改訂TensorFlow版 算数&ラズパイから始めるディープ・ラーニング』を2023年3月15日に発売する。

2018年に発刊された同タイトルの書籍では、フレームワークにChainerを使っていたが、今回出版されるのは、TensorFlowに対応した改訂版だ。ディープラーニングの基礎知識とプログラムへ落とし込む方法を、ステップ・バイ・ステップで解説し、Raspberry Piで動かす方法も合わせて紹介する。

全6部構成。第1部「ディープ・ラーニングの世界へようこそ」では、ディープラーニングでできるようになることを紹介するほか、3大アルゴリズムについての概要を解説する。

第2部「ラズパイ&PC試すための準備」では、Googleのディープラーニングフレームワーク「TensorFlow」について解説。TensorFlowやAnacondaのインストール方法に加え、サンプルプログラムを使ったTensorFlowの動作確認やGPUボードの設定について取り扱う。

第3部では、さまざまなディープラーニング体験について具体例を用いて説明。音による菓子の認識や、画像認識による菓子の種類の判別、ペットの判定や果物の出荷検査に応用できる画像処理による真偽判定、自動運転や対戦AIの基礎となる迷路脱出などの内容を解説する。

第4部では、ニューラルネットワークの学習について、AND回路の例や算数問題に加え、最小構成でのニューラルネットワークや層数や入出力の増加、畳み込みニューラルネットワークをステップごとに解説。第5部では、3大アルゴリズムとして、画像処理に向いているCNN、データ分析に向くRNN、音声/画像生成向きのオートエンコーダーについてそれぞれ解説する。第6部では、自動運転や対戦AIにも使われる強化学習のアルゴリズム「ディープQネットワーク(DQN)」を順を追って学習する。

B5判304ページ。著者は牧野浩二氏と西崎博光氏で、定価は3080円(税込)だ。

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