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宿泊業バックオフィスをDX化——PLEN Robotics、顔認証による出退勤管理自動化サービス運用開始

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新サービス 提携 アクセラレータ

PLEN Roboticsは、AIアシスタントPLEN Cubeを使った顔認証による出退勤管理自動化サービスを開発し、温泉旅館びわ湖花街道で運用を開始した。

photo PLEN Cube

同社の顔認証勤怠管理システムは、エッジAI搭載カメラ端末「PLEN Cube」の顔認証機能と複雑なシフトに対応する計算プログラムを持った勤怠管理アプリケーションから構成される。

PLEN Cubeは、7.4cmの立方端末内にデジタルビデオ/カメラと顔認識、顔認証、音声認識、会話合成機能を搭載し、入退室管理や商品レコメンド、健康チェックなどを行うAIアシスタントだ。顔認証や音声認識などの演算処理を、クラウドを介さず端末内で行うため、強固なITインフラを必要とせず、顔認証サービスの定額使い放題が可能になる。

photo

勤怠管理アプリケーションは、正社員、時給者、ナイトシフト、特別社員の4つの勤務形態のそれぞれの中抜け時間、時給者の有休取得時のみなし勤務時間などの変則的な勤務時間を計算、勤務スケジュールを表示し、給与計算ソフトとのシームレスな連携を行うとする。

本件は、同社が採択されたベンチャーキャピタル/アクセラレーターPlug and Play JapanにおけるSmart Citiesアクセラレータープログラムを通じ、同プログラムのコーポレートパートナーである、りそなグループとの協業を重ね実現に至った。

びわ湖花街道の長年の課題であった出退勤管理と打刻データに基づく出勤日数、実務時間、普通残業時間の計算が、PLEN Cubeを導入することにより自動化され、同旅館DX化の第1歩に繋がったとしている。

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