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ユカイ工学とマクニカ、ロボットなど用いた介護施設の業務支援の実証実験を開始

ユカイ工学とマクニカが、コミュニケーションロボット「BOCCO emo」と空気質センシング技術「AiryQonnect」の連携によって、介護施設における業務負荷軽減を目指す実証実験を開始した。

「コロナ禍と共存する介護施設の入居者やスタッフの安心・便利を支えるBOCCO emo × マクニカセンサープロジェクト」と名付けられた同実証実験は、神奈川県が運営するポストコロナを見据えた新たな事業連携プロジェクト「BAK NEW NORMAL PROJECT 2022」に採択されたものだ。

介護付有料老人ホームの入居者に協力してもらい、BOCCO emoとAiryQonnectを各協力者の居室に設置。環境情報をセンサーでモニタリングすると同時にBOCCO emoが入居者への服薬や室温管理/換気、水分摂取などに関する声掛けをする。施設スタッフに対しても居室の室温度などの空気質の情報を提供することで、スタッフの業務負荷軽減や入居者の自律的な生活の支援に対する可能性について検証する。

同実証実験は、神奈川県内の聖隷藤沢ウェルフェアタウンおよびヴィンテージ・ヴィラ横浜の2施設各5世帯を対象に、2023年3月14日から同年4月下旬までの実施を予定している。実証実験終了後は、振り返りや事業化の検討を行う計画だ。

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