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StratasysがNano Dimensionからの買収提案を公表——ポリマー3Dプリンティング分野の参入狙う

米Stratasysは2023年3月29日、イスラエルの3DプリンターメーカーNano Dimensionから買収提案価格の引き上げを受けたと発表した。Stratasysの株主には、現時点では何らかの行動を取る必要はないと呼びかけている。

Stratasysは2023年3月9日に、Nano Dimensionから1株当たり18ドル(約2400円)で買いつけるとの、法的拘束力を有しない意向表明(NBO)を受けていると発表、Stratasysの取締役会は財務/法律顧問を交え、買収提案について注意深く調査と評価をし、会社と株主にとって最大の利益となる方針を決定するとしていた。その後、同社取締役会が買収提案を3月22日に否決、その後の交渉が注目されていた。

Nano Dimensionによる新たな買収提案は、1株当たり19.55ドル(約2610円)で買いつけるというもの。

Nano Dimensionは以前から、ポリマーベースの3Dプリンティング分野へ参入するためStratasysに興味を示しており、2022年7月より最大株主となっている。現時点で発行済み株式の約14.5%を保有している。買収が合意に至れば、両社の強力な販売チャンネルコントロールを通じ、材料、ソフトウェア、ディープラーニングのポートフォリオを有するマーケットリーダーなると強調している。

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