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Formlabs、SLA光造形向け難燃性レジン、改良されたビルドプレートなどを発表

Formlabsは、シカゴで2023年5月2日に開催された3Dプリント/AMの大規模展示会「Rapid+TCT」において、SLA光造形向け新材料 Flame Retardant(難燃性)レジン、Form 3L対応の「Build Platform 2L(ビルドプラットフォーム2L)」、無料のプリント準備ソフトウェア「PreForm」での3MF形式ファイルへの対応開始を発表した。

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Flame Retardantレジンは、UL94の難燃性規格V-0認証のBlue Card取得済みの高機能材料だ。一般に樹脂材料は石油精製品であることから難燃性をもたせることが難しいが、同社の特許技術であるLFS(Low Force Stereolithography)テクノロジーを用いたSLA光造形の高精度により、難燃性部品のプリントを可能としたという。

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既存の難燃性光造形用材料では、高温に加熱するまでプリントが行えないというオペレーション上の難しさや、プリント後に脆化して割れやすいという課題があったが、Flame Retardantレジンは加熱を行わずにプリントでき、造形品も高い強度を維持するという。造形品にはM3サイズのタップを切ることも可能だ。最大引張強さ41MPa、引張弾性率3100MPa、破断伸び7.1%、曲げ強さ75MPa、曲げ弾性率2700MPa。販売価格は1kgで4万3000円だ(税別)。

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Build Platform 2Lは、デスクトップ型のForm 3シリーズで販売されていたビルドプラットフォーム2を、ベンチトップサイズの大容量機Form 3L、Form 3BLに対応できるサイズに大型化したものだ。最大でForm 3シリーズの約5倍の体積となる335×200×300mmのプリントに対応する。販売価格は9万1000円(税別)だ。

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無料で提供するプリンターの造形準備ソフトウェアPreFormは、STL形式とOBJ形式に加え、新たに材料情報や色彩情報を含めたより広範な情報を保存できる3MF形式ファイルに対応した。

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