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テムザック、農作業を省力化する雑草抑制/遠隔監視ロボット「雷鳥1号」開発

テムザックが、農作業の省力化を目的とした、水田の雑草抑制/遠隔監視ロボット「雷鳥1号」を開発した。

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同社は、農業における人手不足解消の解決策として、ロボット技術を用いて農業を省力化する「WORKROID(ワークロイド)農業」を宮崎県延岡市で実施している。

photo α ランダム制御型

今回開発した雷鳥1号のα版は、自律航行型の水上ロボットで、水を攪拌させて泥を巻き上げることで雑草が光合成できないようにし、その生育を抑える。複数台を同時に稼働させることで、効率的に水田内を攪拌できる。β版は遠隔操作型で、遠隔からカメラ映像を見ながら操作し、水田の様子を確認できる。いずれも太陽光発電で稼働し、バッテリー搭載、または電池駆動に対応しているので悪天候時でも動かすことができる。

photo β 遠隔操作型

同ロボットは実証用の水田ですでに稼働しているという。今後、水管理システムやドローン直播などと併せてWORKROID農業を実施していく。

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