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初心者でも簡単にコードが弾ける————コンパクトなコードマシン「AKT-0.1」

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AKT-0.1はコンパクトかつ丈夫な筐体に、7個×4列のキーとタッチスクリーン、ロータリーエンコーダー、シフトボタン×2を搭載したMIDIキーボード。直感的な操作で複雑なコードの作成とアレンジ、演奏が簡単にでき、機能の拡張にも対応することで音楽体験の可能性を広げてくれる。

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アイソメトリックパターン配列のキーボードは、「Tonnetz」「Accordion」「Piano」の3つのモードに対応する。Tonnetzモードは各種コードを視覚化し、異なるルートノートにトランスポーズできるため、いくつかの基本的なコード形状だけでコードライブラリーすべてへのアクセスが可能になる。Accordionモードは各キーにコードを割り当て演奏できるため、コード進行に集中して演奏できる。Pianoモードはピアノ鍵盤と同じキー配列(1オクターブ×2列)となり、白と黒の鍵盤は内蔵LEDを点灯することで区別する。

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4インチタッチスクリーンは、キーボードやスクリーンモードの変更や、演奏中のコードやノートの表示ができるほか、3つの演奏モード対応のプレーイングフィールドとしても利用できる。フィールドには4つのエフェクトの割り当てができ、3つのモードと4つのエフェクトを組み合わせた演奏や、最大7種類のプリセットのセーブが可能だ。

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本体サイズは370×170×15mm、重さは450gで、180度回転しての使用にも対応する。外部デバイスとの接続と給電はUSB type-Cに対応し、制御用ウェブアプリ「Chord Studio」を提供する。

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AKT-0.1は、今なら特別価格369スイスフラン(約5万7000円)で入手できる。2024年1月の出荷を予定しており、日本への送料は40スイスフラン(約6100円)だ。2023年5月26日までクラウドファンディングを実施し、5月22日時点で2万1000スイスフラン(約321万円)の目標額を大きく上回る約17万6000スイスフラン(約2700万円)を集めている。

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