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カーボンに標準対応する3DプリンターBambu Lab「X1-Carbon」など国内発売開始

X1-Carbon

Bambu Japanは、Bambu Lab製3Dプリンター「X1-Carbon」と「P1P」を国内で発売開始すると発表した。

今回リリースしたFFF方式の3Dプリンター2機種は、Bambu Labが独自開発した多色自動素材システム(AMS)と連動可能。同機能を搭載すれば、最大16色での多色プリントができる。

また両機種とも「CoreXY式」を採用し、軽量動作が可能なカーボンレール、また高出力加熱器によって、最大移動速度500mm/sおよび最大流量32mm3/sを実現している。最大造形サイズもともに256×256×256mm。ホットエンド最高温度は300℃。標準ノズル直径は0.4mm。対応可能なフィラメント素材は、PLA、PETG、TPU、ABS、ASA、PVA、PET、PA、PC。X1-Carbonのみ、「X1」およびP1Pでは「推奨しない」としているカーボンやGFRPの造形に標準対応している。

X1-Carbonは、全金属ホットエンド、50HRCの高硬度スチールノズルを搭載する。ミクロンレベルのライダーや二重の自動ベッドレベリングによって高精度の造形が可能だ。

また、AIを搭載した各種センサーなどにより1層目の異常やスパゲティ状態などを検出。プリント失敗に備えて長時間監視する必要がなくなる。価格は20万9000円で、AMSを搭載したX1-Carbon Comboは24万9000円(いずれも税込)となる。

P1P P1P

P1Pは、あらかじめ用意されたテンプレートで筐体のサイドパネルのカラーや仕様をカスタマイズ可能になっている。アクティブ振動抑制(XY)アルゴリズムとPressure Advanceによって、スムーズに材料を吐出して造形可能だ。また、モーターが直接押出機に接続されているので、正確な造形ができるという。高温に対応する全金属ホットエンドやセミオートベルトテンション機能なども搭載する。価格は10万9000円。AMSは別売りで5万9800円(いずれも税込)となる。

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