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大空をサーフィン——車のトランクに収まる一人乗り電動ドローン「SkySurfer Aircraft」

立ったまま空を飛べる一人乗り電動ドローン「SkySurfer Aircraft」がKickstarterに登場した。アメリカのスタートアップManned Aviationによるプロジェクトだ。

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SkySurfer Aircraftは、立ったまま搭乗し、手元のワイヤレスコントローラーで操作できるコンパクトなeVTOL(電動垂直離着陸機)。操縦席に乗りこみ操作する空飛ぶクルマとは異なり、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』に出てくる空飛ぶスケートボード「ホバーボード」のようなカジュアルさが魅力だ。

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本体の形状は8つの回転翼を持つオクトコプターのようで、立った状態で安定した空中滑走をする様子を動画で公開している。Manned Aviationの創業者兼CEOのHunter Kowald氏によると、安定したフライトができるまで衝突と改良を繰り返すなど、多くの苦労を経験したという。

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SkySurfer Aircraftの最大積載量は500lbs(約227kg)、最高速度は65MPH(時速約105km)、フライト時間は20分以上で、冗長化とバックアップシステムにより安全性を確保している。本体は折りたたんでキャリーケースに収納でき、簡単に持ち運びができる。

SkySurfer Aircraftの予定小売価格は8万9000ドル(約1234万円)となっており、今なら数量限定の特別価格6万4000ドル(約887万円)で提供する。出荷は2023年10月の予定で、完成品以外にもフライトトレーニングや工場見学、DIYキットなどのリワードを用意している。2023年5月29日までクラウドファンディングを実施しており、5月23日時点で、2万8600ドル(約393万円)の目標額とほぼ同額を調達している。

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