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ROS2対応版「RoboCar 1/10X」が発売、既存ユーザーにはROS2版ソフトを無償提供

ZMPは、ROS2対応版の自動運転/AI技術開発用ロボットカー「RoboCar 1/10X」の販売を開始した。

RoboCar 1/10Xは2020年に販売を開始したロボットカーで、開発に必要な各種ライブラリとツール群を購入したその日から利用できる。これまではロボット用オープンソースソフトウェアのROSに対応していたが、新たにROS2にも対応した。

ROS2は、ロボットアプリケーション開発のためのミドルウェア「ROS(Robot Operating System)」の最新バージョンだ。従来のROSが持つ全機能に加え、開発プロセスにおける信頼性の向上や複数ロボットの同時制御を実現し、より実用的なロボット開発を可能にする次世代ソフトウェアだ。

標準プロセスでリアルタイム制御に対応し、計算資源は組み込み規模にも対応可能となった。また不安定なネットワーク環境下でも動作する他、商業向けの自動運転/AI開発にも対応し、企業や研究機関の技術開発を加速できる。

ROS2対応版RoboCar 1/10Xの価格は180万円、アカデミック価格144万円(全て税別)。RoboCar 1/10Xの既存ユーザーにはROS2ソフトウェアを無償で提供する。

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