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NVIDIA、生成系AIの高速化向けに「GH200 Grace Hopper Superchip」の量産開始を発表——2023年後半に製品発売へ

NVIDIAは2023年5月29日、「GH200 Grace Hopper Superchip」の量産を開始し、高速AIとHPC (ハイパフォーマンスコンピューティング) アプリケーション向けの CPU+GPUコヒーレントメモリモデルを提供するための搭載システムを2023年後半から発売する予定であると発表した。

GH200 Grace Hopper Superchip は、ArmベースのGrace CPUとHopper GPUアーキテクチャを統合して従来のアクセラレーテッドシステム搭載の標準PCIe Gen5レーンよりも7倍広い最大900GB/秒の総帯域幅、プロセッサーとアクセラレータ間の原子をサポートし高速同期や共有データの高頻度の更新、チップ上のPCIe Gen 5 PHYと比較して最大25倍のエネルギー効率と90倍の面積効率、AMBA CHIやCXL業界標準プロトコルのサポートなどを実現するNVIDIA NVLink‐C2Cインターコネクトテクノロジーを使用している。

今後のシステムポートフォリオは、AIの開発と展開を効率化するためのフレームワークや開発ツールなどを提供するNVIDIA AI、メタバースアプリケーションの構築と運用するためのNVIDIA Omniverseプラットフォーム、レイトレーシング/ディープラーニング/ラスタライゼーションを融合するNVIDIA RTXテクノロジーを含む NVIDIAソフトウェアスタックをサポートするとしている。

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