新しいものづくりがわかるメディア

RSS


高速高精度造形で生産性を向上——Nexa3D、光造形方式3Dプリンター「XiP Pro」発表

Nexa3Dは、シカゴで開催された3Dプリンティング技術の展示会「RAPID + TCT 2023」にて、光造形方式3Dプリンターの新モデル「XiP Pro」を発表した。

photo

XiP Proは、クラス最大級となる19.5リットルの造形容積を有し、1台で光造形方式3Dプリンター4台分の生産力を備えるという。また、独自のLSPc(潤滑剤サブレイヤー光硬化)技術を搭載し、1時間あたり高さ240mmの高速造形ながら、優れた造形品質と表面仕上げの維持が可能。これまでネックとなっていた機器への初期投資を抑えながら生産性を高められ、3Dプリンターを活用した生産の優位性向上に貢献する。

photo

7K解像度のLCDスクリーンを搭載し、ピクセルサイズは46μm、サブピクセルサイズは23μmでアンチエイリアシング技術を用いる。さらに、高度なセンサーパッケージ、レイヤー順応性プリント技術、クローズドループZステージ、オートホーミング、ゴミ検知など、プリント品質と成功率を高める機能を搭載する。 オープンプラットフォームを採用し、強度と耐久性を備えるレジン「xABS」「xPP」「xCE」や、エラストマー「xFLEX475」「xFLEX402」など広範な高品質材料に対応する。アップグレードした新OS「NexaX OS」を搭載し、高速プリント設定エンジンやリモートモニタリング機能がワークフローの自動化、高速化、効率化、生産性の向上を支援する。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る