ラズパイで動く協働ロボット——スイッチサイエンス、6軸ロボットアーム「myCobot 280 M5」「myCobot 280 Pi」2023年モデル発売
2023/06/13 13:20
スイッチサイエンスは、Elephant Roboticsの6軸可動域を持つロボットアーム、M5Stack Basic搭載の「myCobot 280 M5」とRaspberry Pi 4搭載の「myCobot 280 Pi」の最新版となる2023年モデルを発売した。
2023年モデルのmyCobot 280 M5とmyCobot 280 Piは、それぞれ従来モデルの筐体と関節部に使用しているサーボモーターの1部を変更した後継モデルだ。
myCobot 280 M5は、本体とアームの先端にはM5Stack BasicとATOM Matrixを搭載し、UIFlowによるブロックプログラミングやROS(Robot Operating System)、Arduinoに対応している。
myCobot 280 Piは、本体にRaspberry Pi 4を搭載。別売の液晶ディスプレイ、マウス、キーボードを接続することで、ロボットプログラミングが可能だ。Python、ブロックプログラミング、ROSに対応している。
両モデルともペイロードは250g、アーム長は350mm、作業半径は280mm。精度は±0.5mmで本体重量は850gとなる。アームの先端(M5版はアーム先端と本体下部)にはLEGO互換のコネクターがあり、エンドエフェクターの機能の拡張などに使用できる。
本体の他にUSB Type-Cケーブル、ACアダプター(12V/5A)などが付属し、価格はmyCobot 280 M5が10万5820円、myCobot 280 Piが13万7500円だ(価格は税込)。