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Raspberry Piカメラで列車を撮影してGIFアニメ化する「Trainbot」

Raspberry PiカメラやUSBカメラを使用し、線路を走行する列車のGIFアニメーションや静止画像を生成するプロジェクト「Trainbot」をRaspberry Pi公式ブログが紹介した。

Trainbotは、鉄道車両が観察地点を通過するとRaspberry Piカメラで車両を撮影し、一連の撮影画像をつなぎ合わせるというものだ。生成した画像ファイルはFTP経由でWebサーバーにアップロードされ、Webサイトで閲覧できるようになっている。

Trainbot

閲覧ページの表示方法は、アニメーションGIFのタイル表示と静止画一覧表示の2通りあり、それぞれのGIFをクリックすると、撮影日時やアップロード日時、列車の通過方向、列車の長さや通過速度、加速度などを確認できる。

Trainbot

Trainbotで使用している「RANSAC(RANdom SAmple Consensus)」アルゴリズム実装や画像パッチマッチングのパッケージは全てGitHubで無料公開されている。

Trainbotは、画像パッチマッチングによって、小さなパッチ画像を個別処理し、最終的に1つの合成画像を生成している。RANSACは外れ値の影響を除外してモデルのパラメーターを学習する機械学習手法で、撮影した画像のうち、列車車両の異なる部分を含むパッチ画像のみ選択し、重複した部分を排除するように訓練されている。

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