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高精細12KLCD搭載——Anycubic、光造形方式3Dプリンター「Photon Mono M5s」発売

Anycubicは、12K解像度の高精細造形が可能な光造形方式3Dプリンター「Photon Mono M5s」を発売した。

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Photon Mono M5sは、12K解像度(11520×5120ピクセル)の10.1インチモノクロLCDスクリーンを搭載した光造形方式3Dプリンター。水平ピクセルサイズ19μmの高精細かつ高精度な造形ができ、スムーズな表面とリアルな質感の仕上げが可能だ。

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コンシューマー向け光造形方式3Dプリンターながらオートレベリング機能を搭載し、セッティングの手間を省くとともにプリント成功率を向上した。また、リリース力を減じる高速リリースフィルムの採用と、素早く硬化するハイスピードレジンを使うことで、最高105mm/hの高速造形が可能。さらに、最新のスライシングソフト「Anycubic Photon Workshop 3.1」が提供するパラメーターセットを選択するだけで、簡単に最適な設定ができる。

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ほかにも、新たなモニタリングシステムやデバイスチェック機能、レジン検知機能などを搭載。プリント前にハードウェアの問題を見つけて解決したり、レジン切れを防いだりすることでスムーズな運用を支援する。操作用には4.2インチのタッチスクリーンを搭載し、データはUSBかWi-Fi通信で送信する。専用アプリ「Anycubic APP」からは、人気のスライシングモデルのダウンロードやワンクリックスタート、リアルタイムモニタリングができる。

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本体はアルミ合金製で重さは8.9kg、カバーは取り外しが可能。ダブルライナーZ軸の精度は10μm、推奨積層ピッチは0.01~0.15mmとなっている。予定小売価格539ドル(約7万7000円)のところ、今なら公式サイトにて519ドル(※記事公開時の価格。約7万4000円)で予約注文を受け付けている。

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