Arduino UNO R4は、既存のシールドやプロジェクトと互換性を持たせながら、処理能力を大幅に向上させた。MCUには、32bit Arm Cortex-M4を搭載したRenesas RA4M1を採用。ルネサスのRA4M1は14bitADC、12 bit DACやオペアンプなどに加え、CANコントローラーを内蔵しているため、CANトランシーバーを追加すればCAN通信の実装もできる。

最大24Vまで電源電圧範囲を増強し、モーターやLEDストリップ、その他のアクチュエーターまでシームレスに扱うことができる。その他、外部デバッガー用のSWDコネクターや、マウスなどをシミュレートするHIDサポートを搭載する。

発表済みの2種類のArduino UNO R4のうち、今回は軽量版の「UNO R4 Minima」のみ発売。Wi-Fi機能などを搭載した「UNO R4 WiFi」は、工事設計認証（技適）対応後に販売する予定だ。

UNO R4 Minimaの価格は3190円（税込）で、同社オンラインショップで販売中だ。ただ、現時点で売り切れとなっているので在庫は確認されたい。