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Liqcreate、生体適合性モデルを作製できる光造形用レジン「Bio-Med Clear」を発表

オランダのLiqcreateは、光造形方式3Dプリンター用生体適合性レジン「Bio-Med Clear」を発表した。

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Bio-Med Clearは、DLP/LCD/レーザー方式など光造形3Dプリンター向けのリジッドクリアな光硬化樹脂レジンだ。造形モデルの適切な後処理により、生体適合性を備え、肌に接触可能なアプリケーションを作製できる。

造形モデルは、同社が提供するインストラクションに沿った条件での洗浄とポストキュア処理することで、細胞毒性/感作性/刺激性試験をクリアする特性を持たすことができる。また造形モデルは、一般的な消毒液を使っての消毒やオートクレーブによる蒸気滅菌(121~134℃)も可能だ。

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385~420nmの範囲の波長で硬化し、高精度かつ低収縮性の造形モデルの作製が可能。AsigaやShining3D、Anycubic、Elegoo、Peopoly、Creality、Phrozen、Formlabsなどの光造形方式3Dプリンターに対応する。Bio-Med Clearは公式Webサイトにて、250gを40.81ユーロ(約6400円)、1kgを90.9ユーロ(約1万4000円)で販売している。

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