新しいものづくりがわかるメディア

RSS


ラズパイでどこでも「ディスコ」に——Pico WでLEDやサウンドをコントロールする「Disco Button」を制作

音と光で部屋をライトアップする「Disco Button(ディスコボタン)」の制作方法が、Raspberry Pi公式ブログで紹介された。

photo

製作者のJohn Gallaugher氏は、ボストンカレッジの教授だ。学校が面白くないと思う学生に対して、もっと楽しくなる部屋作りはできないかと考え、ボタンを押すとディスコサウンドを再生し、部屋中を一瞬でディスコ風に変えられたら面白くなるかもと考えたのがきっかけだという。

photo

複数のRaspberry Pi Pico Wに機能を分散させ、ボックス上部のボタンを押すとSDカードから選曲した曲が再生され、ライト(NeoPixel LED)が机の周りや天井をライトアップする。ON/OFFボタンには、Adafruitで購入した60mmのアーケードゲーム用ボタンを使用。音源の選曲は、ポテンショメーターを回してOLED上でスクロールして行う。

photo

Raspberry Pi Pico Wのうち、1台はLEDライトの制御やLEDアニメーションの実行、1台はオーディオジャックと現在演奏されている曲の制御、もう1台は天井をライトアップするプロジェクターの制御に使用している。

photo

チュートリアルは、2部構成でYoutubeに公開されており、1部では各部品の購入先などに加えてLEDや基板、GPIOピン等の接続方法やCircuitPythonを用いたプログラミングについて解説。2部では音楽の再生についてwavファイルへの変換方法やビットレードなど、設定方法などを紹介している。また、GitHubにはサンプルコードや製品の接続方法、購入先のURLなどについて記載している。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る