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ラズパイ搭載ロボットを組み立ててみる——「Experiential Robotics Platform (XRP) Kit」

ロボット工学に誰でもアクセスできるようにすることを念頭に置いて設計された「Experiential Robotics Platform (XRP) Kit」を、Raspberry Pi公式ブログが紹介した。

Experiential Robotics Platform (XPR) Kit

XRP Kitは、Raspberry Pi Pico Wを搭載したロボットの構築とプログラミングを通してロボティクスの初歩を体験できるキットだ。

本体シャーシの真ん中にXRPコントローラーボードを配置。コントローラーボードは、「RP2040」マイコン搭載Raspbery Pi Pico W、6自由度IMU、Qwiicコネクター、モータードライバー、サーボヘッダー、センサー統合が可能なQwiicコネクターなどを搭載している。

Experiential Robotics Platform (XPR) Kit
Experiential Robotics Platform (XPR) Kit

キットには、その他に超音波距離センサー、バッテリーホルダー、ボールキャスター、ホイール、ケーブルなどが含まれるが、バッテリーホルダーに入れる単3電池4本は、別途用意する必要がある。

XRP Kitで作ったロボットにアームを取り付けて物を持ち上げてみたり、カスタムボードを使用してラインに沿って走行するようプログラミングしたりすることも可能だ。

パーツは全てはめ込むだけで組み立てできるので、はんだ付けは不要だ。他に工具を用意する必要はない。記事執筆時点で、XRP KitはSparkFunとDigiKeyで注文でき、価格は114.95ドル(約1万6000円)だ。

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