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Raspberry PiをIoT化——ソラコムが4G LTEモジュール「4GPi」を提供開始

ソラコムは2023年8月31日、Raspberry Pi専用に開発した4G(LTE)通信モジュール「4GPi(フォージーパイ)」の提供を開始した。

同製品をRaspberry Piに取り付け、専用ツールをセットアップすることで、携帯電話網(4G)回線経由でのインターネット接続が可能だ。4G通信モジュールの提供を通じてIoT開発を簡略化することを目的としている。

寸法は56×85×13.4mm、重量は40g。Raspberry Pi A+/3A+/B+/2B/3B/3B+/4B(2GB、4GB、8GB)が動作確認済みだ。このうち、4Bについては同梱USBケーブルが物理的に干渉する場合があるため注意を促している。また、使用するGPIOの割り当てをジャンパーピンで切り替える機能も搭載している。

ソラコムストアで販売し、価格は2万7500円だ(税込、送料別/2000円分のソラコムクーポン含む)。なお本体やmicroSDカード、ACアダプター、SORACOM IoT SIMは付属しない。

また、同社はIoTデバイス向けの開発手順書として、IoT DIYレシピ「IoTで、温湿度を計測し換気促進」を無料で公開した。

同レシピを使用することで、資材置き場の温度や湿度を計測/記録し、データを蓄積/収集するサービス(SORACOM Harvest Data)へ計測されたデータを送信。資材置き場が高温になった際は、設定した電話番号に4GPiからSMSでアラートを送信できる。

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