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STが32bitマイコン「STM32H5」シリーズ用の開発キットを発表

STマイクロエレクトロニクスは、32bitマイクロコントローラー「STM32H5」シリーズ用の開発キット「STM32H573I-DK」を発表した。

2023年3月に発表されたSTM32H5シリーズは、スマートセンサーやスマート家電、産業用コントローラー、ネットワーク機器、パーソナル電子機器、医療機器など、幅広いアプリケーションにおける高性能処理に適している。

STM32H573I-DKはSTM32H5やタッチパネルディスプレイ、マイク、各種インターフェース(USB、Ethernet、Wi-Fiなど)を搭載した開発ボードだ。また、オーディオコーデックやFlashメモリも備えており、拡張シールドやドーターボードとの接続用ヘッダーも搭載している。

同開発キットを使用することで、アナログ周辺回路やタイマー、メディアインターフェース、数値演算アクセラレーターなど、さまざまな開発に応用できる。同時に、サンプルコードやアプリケーションコードなどが含まれたソフトウェアパッケージ「STM32CubeH5」や、初期化コード自動生成ツール「STM32CubeMX」も提供される。

STM32H573I-DKはSTのストアや販売代理店から入手可能で、価格は約98.75ドル(約1万4500円)だ。あわせて、STM32H5マイコンを搭載したSTM32 Nucleoボード「NUCLEO-H563ZI」の提供も開始し、価格は約28.75ドル(約4200円)だ。

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