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『スター・ウォーズ』に登場するドロイドを3Dプリントして自作してみた

映画『スター・ウォーズ』シリーズに登場するドロイドを3Dプリントして自作したプロジェクトを、Raspberry Pi公式ブログが紹介した。

SFシリーズ『スタートレック』の大ファンであるTomasz氏は、2023年4月にイギリスのロンドンで開催されたイベント「スター・ウォーズ セレブレーション」にボランティアとして参加した。このイベントにはたくさんのドロイドビルダーが参加しており、その中でTomasz氏はMichael Baddeley氏の展示用ドロイドに一瞬で魅了された。

3D-printed Droid made by Michael Baddeley

そこで、クリエイター支援プラットフォーム「Patreon」でBaddeley氏がパトロン(支援者)向けに限定公開していたファイルをダウンロードし、それを元に初めてスター・ウォーズのドロイドを自作してみたという。

3D-printed Star Was Droid

ハードウェアにはRaspberry Pi Pico W、マイクロコントローラー「D1 mini」に加え、9gマイクロサーボモーターやジョイスティックモジュール、トグルスイッチ、電池ホルダーなどを使用している。Raspberry Pi Pico Wはジョイスティック内に搭載されており、Wi-Fi経由でドロイド内部にあるD1 miniと通信する。D1 miniが制御するサーボモーターによってドロイドは動き回る仕組みだ。

Tomash氏はあえて指示説明書を参照せずにドロイドの組み立て作業に挑戦したため、組み立てには多くの時間を要したとのことだ。

3D-printed Star Wars Droid
3D-printed Star Wars Droid
3D-printed Star Wars Droid

採用した部品に合わせて元のデザインをいくつか変更しており、サーボモーター変更に伴ってホイールとヘッドギアを、ボールベアリングの大きさ変更に伴ってフロントキャスターを修正している。

また、元となるBaddeley氏の設計では、頭部の制御に25ポンド(約4600円)の連続回転サーボモーターを使用していたが、今回はより安価な9gサーボモーターを使用したため、頭部の360度回転は実現できなかったとのことだ。

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