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20Wと40W仕様の2モデル——Snapmaker、ハイパワーと精密さを備えたレーザー加工機「Snapmaker Ray」発表

Snapmakerは、ハイパワーと精密さを備えたレーザー加工機「Snapmaker Ray」を発表した。20Wと40W仕様の2モデルを提供し、さまざまな素材のカットと刻印に対応する。

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Snapmaker Rayは、20Wと40Wのパワーオプションを選択でき、工業グレードのリニアレールによる高精度加工が可能なレーザー加工機。レーザー加工機用ソフトウェア「LightBurn」互換で使いやすく、ホビイスト、アーティスト、小規模ビジネスのオーナーのクリエイティビティの可能性を広げる。

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CNC研削加工によりμレベルの精度で作られた鋼鉄製リニアレールが、加工の安定性と精度を高め、高速動作、長時間運転を可能にする。また、エアーアシスト機能を搭載し、加工物の表面に一定の空気の流れを作ることで焦げや焼けのリスクを低減し、加工品質を高める。さらに、レーザー光をクラス1の安全なレベルに低減するエンクロージャーや、煙や粉じんを排出するファン、ドア開閉検知機能などを搭載し、安全かつクリーンな運転を支援する。

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最大加工サイズは400×600mmで、最高加工速度は1秒当たり500mm。ウッド、レザー、金属などの加工に対応し、40W仕様は20mmのパインウッドと15mmのバスウッドをワンパスで、20W仕様は10mmのバスウッドをワンパスでカットできる能力を備える。

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公式Webサイトで販売を開始しており、40W仕様は記事執筆時点で予定小売価格1699ドル(約25万2000円)のところ1349ドル(約20万円)で、20W仕様は予定小売価格1299ドルのところ1049ドル(約15万6000円)で提供する。

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