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オーム社、部品を切断して解説する電子部品図鑑「オープンサーキット 美しい電子部品の世界」を発売

オーム社は「オープンサーキット 美しい電子部品の世界」を2023年10月20日に発売する。

家電製品は、数百もの電子部品で構成されて精密に設計されているが、目に見えるところにあることは稀で、見られることを想定して作られてはいない。

本書では、抵抗器、コンデンサー、LED、スイッチ、各種ケーブル、モーターなど、さまざまな電子部品を実際に切断し、断面図を視覚的に楽しみながら、仕組みや製造方法について知ることができる電子部品の図鑑だ。

水晶振動子や抵抗器などの受動素子、ダイオードやトランジスタなどの半導体部品、スイッチやモーターなどのエレクトロメカニクス、ケーブルとコネクター、真空管や白熱電球などのレトロテクノロジー、基板やLEDディスプレイなどの複合デバイスが、それぞれ数十点ずつ取り上げられている。

付録には、切る/磨く/キレイにする/固める/キメる/撮影機材/レタッチする/マクロ撮影/多焦点合成などの、断面図のつくりかたが掲載されている。

電気に興味がある人や電子工作好きの人以外にも、アートや写真が好きな人も楽しめる内容になっている。

著者はEric Schlaepfer氏とWindell H. Oskay氏、訳は秋田純一氏。B5判304ページで、価格は4180円(税込)だ。

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