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独自機構でばら積みピッキングを実現——Thinker、ロボットハンド「Think hand」発表

Thinkerが、カメラを使わずに、ばら積みピッキングができる新型ロボットハンド「Think hand」を発表した。

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Think handは、「近接覚センサーTK-01」と「フローティングフィンガー」を組み合わせることで、ばら済みピッキングを実現している。

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近接覚センサーTK-01は、赤外線とAIを組み合わせた独自の高速かつ高分解能なセンシングによって、対象物の位置と形を非接触かつ高速で把握できる。

フローティングフィンガーは、大阪大学が独自に研究、開発した「カメラレスばら積みピッキング」を実現する手法で、関節を柔軟に保つフローティング機構を備える。柔軟機構の変形量を近接覚センサーで計測することでアームの手先位置、姿勢を微調整。カメラを用いずに対象物の状態に合わせてつまみ上げることできる。画像認識システムなどが不要なため、トータルコストを抑えることができるのも特徴だ。

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同社は、2023年10月18日~20日にマリンメッセ福岡で開催される「モノづくりフェア2023」にThink handを出展する。

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