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M5Stackの2製品がスイッチサイエンスで販売開始——カードサイズのポータブルコンピューターとLoRa通信モジュール

スイッチサイエンスはM5Stackの新製品「M5Stack Cardputerキット(M5StampS3付属)」「M5Stack用LoRaユニット JPバージョン アンテナ付(E220-900T22S)」の販売を2023年10月13日に開始した。

M5Stack Cardputerキットは、ESP32-S3チップベースの小型開発ボードM5StampS3を搭載した、カードサイズのコンピューターだ。

56キーのキーボードと1.14インチ(240×135ピクセル)のTFTスクリーンを使用してデータの入力や閲覧ができるほか、内蔵のSPM1423デジタルMEMSマイクとスピーカーにより、録音や起動、音声の再生など声を使った動作が行える。

また、最大4100mmの赤外線発信も可能で、赤外線エミッターを使用した外部機器のコントロールすることもできる。バッテリー容量は120mAh+1400mAhで、リチウムイオンバッテリーにより長時間の駆動が可能で、電圧と電流を調整する充電/電圧制御回路を備えている。 サイズは84×54×17mm、重量は92.8gで、価格は5000円(税込)だ。

M5Stack用LoRaユニット JPバージョン アンテナ付(E220-900T22S)は、920MHz帯(920.6〜928.0 MHz)に対応したLoRa通信モジュールだ。

同製品に搭載されているLoRa通信モジュールE220-900T22Sは、従来品(日本未発売)に搭載していたSX1276と比較して低消費電力で伝送距離が長く、伝達速度が速いのが特徴だ。無線ウェイクアップ、キャリアモニタリング、通信暗号キーなどの機能に加え、DIPスイッチを使用した動作モードの切り替え機能も搭載している。

なお、アンテナとセットで技適認証を取得しているため、ほかのアンテナを接続しての使用には対応していない。サイズは71.4×24×8mm、重量は19.5gで、価格は5500円(税込)だ。

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