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1台でレーザー刻印からCNCミリング、自動描画までできる「Davcarve L1」

モジュール交換式の多用途マシン「Davcarve L1」が、Kickstarterでのキャンペーン開始後わずか26分で目標額を調達するほど大きな注目を集めている。

Davcarve L1はマルチモジュール方式を採用していることが特徴で、全部で6種類のモジュールが使用可能だ。モジュールを交換するだけでレーザー刻印やCNCミリングなどさまざまな用途に対応できる。

Davcarve L1

レーザーモジュールは3種類あり、10W/20W青色レーザーモジュールは木材や革、アクリル、布やセメントなどの加工が可能。2W赤外線レーザーモジュールは金属彫刻に対応しており、銅や金、銀、ステンレスなどを加工できる。

また、CNCモジュールは1万RPMで回転するER11スピンドルと、3.175mmスプリングコレットを備えており、厚くて硬い素材からPCBのような薄い素材までさまざまな素材への刻印が可能だ。

Davcarve L1

さらに、最大14mmのリーチで正確な切断が可能な精密切刃モジュールは図面の切り抜きなどに使用できるほか、ドローイングモジュールを使えば、直径5~20mm、長さ80~190mmのボールペンやマーカーなどの筆記具を保持しアートテンプレートを用いて自動描画することができる。

Davcarve L1

Davcarve L1の本体サイズは644×695×185mm、重量は7.3kg、加工エリアは400×500×42mmだ。オートフォーカス機能やレーザー位置決めシステムを搭載し、スマートフォンアプリによるワイヤレスコントロールにも対応している。

Davcarve L1は、本体のみのキャンペーン価格が1719香港ドル(約3万3000円)。10W青色レーザーモジュール付属セットの早期割引価格が4679香港ドル(約9万円)で、20W青色レーザーモジュール付属セットは6249香港ドル(約12万円)、10W青色レーザーモジュール以外のモジュール5種類が付属するデラックスセットは1万5639香港ドル(約30万円)だ。各モジュールをオプションとして追加することもできる。日本への送料は無料で、出荷は2023年12月を予定している。

Davcarve L1は2023年11月19日までクラウドファンディング中だ。目標額5万香港ドル(約96万円)に対し、2023年10月23日時点で目標額を大幅に上回る約630万香港ドル(約1億2000万円)を集めている。

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