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ラズパイPicoで環境モニターを作る——「Raspberry Pi Pico W拡張基板+マルチエアーセンサ—ボード」

Raspberry Pi Pico Wと各種センサーを使って空気環境測定システムを手軽に作れる「Raspberry Pi Pico W拡張基板+マルチエアーセンサ—ボード」が、kibidangoで出資を募っている。

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Raspberry Pi Pico W拡張基板は、電子工作の際によく使う汎用機能をPico Wに持たせる親基板の「ベースボード」と、特定用途向けの機能をPico Wに持たせる子基板の「ドーターボード」の2枚の基板から構成される。kibidangoでは、ベースボードと空気環境測定システム製作用ドーターボード「マルチエアーセンサーボード」を提供する。Pico W、ベースボード、マルチエアーセンサーボード、各種センサーを使って空気環境測定システムを手軽に作ることができる。

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ベースボードは、Pico Wをベースボードに搭載した時のサイズが90×72×11mm。内径2.1mmのDCプラグから電源供給を行い、UART/RS232C/RS485/I2C/SPIなどのシリアル通信が使える。フォトカプラで電気的に絶縁されたI/Oが入出力2系統ずつ、GroveシステムのI2Cモジュールに接続出来る4ピンコネクターが2系統、2系統のアナログ入力が使えるADC、自由に配線出来るユニバーサル基板エリアを備える。

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マルチエアーセンサーボードは、温湿度/気圧/CO2/温湿度気圧/温湿度CO2に対応する。また、0.91インチの有機ELディスプレイ、3個の動作確認用LED、タクトスイッチが付属する。

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Raspberry Pi Pico W拡張基板+マルチエアーセンサ—ボードは、2023年12月14日までkibidangoにてクラウドファンディング中。空気環境測定システム製作キット4600円(送料、税込)などキット商品が3種類、はんだ付け済み商品2種類、熟練者向け特殊商品のベースボード生基板1種類をリターンとして用意している。目標金額は15万円で、11月14日時点で11万円以上を集めている。リターンの出荷は2023年12月下旬を予定している。

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