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ArduinoやROS、組み込みCなどが学べる小型移動ロボット「Pi:Co V2」、先行予約開始

アールティは、教育および研究開発向けの小型移動ロボット「Pi:Co V2」を2024年6月中旬に発売する。

同製品は、同社の教育および研究開発用小型移動ロボット「Pi:Co Classic3」の機能やデザインを踏襲しながら、長さと幅、高さを約半分のサイズにした2輪の小型移動ロボットで、組み立て済みの完成品として販売する。

組み込みCやArduino、ROS/ROS 2など移動ロボットのソフトウェア開発の基礎技術習得が可能で、赤外線センサーによる距離検知やWi-Fi通信などに対応している。複数のロボットと通信技術を用いて連携することで、移動ロボットの複数運用を想定した研究開発にも応用できる。

主な用途として、モーター駆動やセンサーの読み込みといった、Arduinoによる移動ロボットの基礎技術習得に加え、C言語、micro-ROSを使用した開発用途にも使用可能だ。将来的にはMathWorksの数値解析プラットフォーム「MATLAB」にも対応を予定している。

Pi:Co V2の本体サイズは60×39×39mm、重量は約60g。ステッピングモーターを2つ、赤外線LEDを用いた距離センサーを4つを搭載しており、価格は6万円だ(税込)。

Pi:Co V2は、マーケティング段階で購入の希望が多数あったことを受け、2023年12月14日から先行予約受付を開始。同日より朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター(新潟市)で開催される「第24回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会(SI2023)」の会場では実機展示もする。

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