日本3Dプリンター、高速/高精度3Dスキャナー「SHINING 3D FreeScan Trio」受注開始
2024/01/10 14:30
日本3Dプリンターが、毎秒300万ポイントの高速スキャンが可能なSHINING 3Dのハンディスキャナー「FreeScan Trio」の事前受注受付を開始した。
FreeScan Trioは、98本のレーザーラインと3機の5メガピクセルカメラシステムを搭載しており、最速1秒間に300万ポイントでの高速スキャンに対応。また、最大視野は650×580mmで、大型物のスキャンも最低限の回数でスキャンを完了できる。
1本のレーザーで深いポケットや穴などの死角がある工業製品でも正確にスキャンできる「シングルスキャンモード」、7本の平行レーザーと3つのカメラを用いて最短撮影距離0.01mmで、細部や複雑な部分のスキャンができる「ファインスキャンモード」、13本のクロスレーザーにより、650×580mmの視野で広範囲を効率的にスキャンできる「複数クロススキャンモード」、そして、98本のクロスレーザーで最大1秒間に300万ポイントの高速スキャンが可能な「98ラインスキャンモード」の4つのモードからスキャン方法を選択できる。
大型の物をスキャンする際に全体の測定精度のずれを補正する「フォトグラメトリー機能」を搭載。容積精度を最大0.02mm+0.015mm/mにまで高めることができる。シングルスキャンモード、ファインスキャンモード、複数クロススキャンモードでのマーカー使用時の精度は最大0.02mm+0.03mm/mだ。
製品寸法は331×120×76mmで重量は985g。発売予定は2024年2月27日だ。