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人が部屋に入るとLEDが点灯——ラズパイと人感センサー搭載雪だるま型オーナメントを自作

Raspberry Pi Pico WとPIRセンサー、LEDを搭載した雪だるま型のクリスマス飾り(オーナメント)をRaspberry Pi公式ブログが紹介した。

このオーナメントは、Raspberry Pi Pico Wを使って個別にLEDを点灯させている。雪だるまの目にあたる部分には青色LED2個、ニンジンの鼻を模した部分にはオレンジ色のLED3個、そして口にあたる部分には赤色LED7個をそれぞれ使用している。

また、帽子の部分にはNeoPixel11個を使用しているほか、雪だるまの胴体にあたる部分には白色LEDを散りばめている。各LEDの明るさ調節も可能で、さまざまな色の点灯にも対応しているようだ。

LED Snowman Bauble
LED Snowman Bauble

人感センサーにはPIRセンサーを採用しており、部屋に人が入ってくると赤外線で検知してLEDを点灯させる仕組みだ。Raspberry Pi Pico Wは雪だるまの胸部にあたる部分の裏面に、センサーは胸部にあたる部分の表面にそれぞれ取り付けられている。また、PCB回路には予備のパッド接続部が用意されているので、オプションで雪だるまに腕を付けることもできるとしている。

オーナメントを作成したKatie氏は、以前にもRaspberry Pi Picoを使用したMQTT制御のLEDクリスマスオーナメントを作成しており、その際はLED制御用に「ESP8266」を使用していたが、Raspberry Pi Pico Wが発売されたので、LED制御用ESPを実装する必要がなくなったとのことだ。

プログラミング開発環境にはThonny IDEを使用してMicroPythonでプログラムしており、雪だるま型オーナメントに使用した部品のリストや、プログラムコードの解説動画などはインターネットで公開されている。

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