3D Printing Corporationが卓上型フィラメント製造機「TWO Fusion」の販売を開始
2024/01/22 10:00
3D Printing Corporationは、オランダの3devoが開発した卓上型フィラメント製造機「TWO Fusion」の販売を開始した。
同製品は、汎用プラスチックやスーパーエンプラのフィラメント化だけでなく、マテリアルリサイクルも可能にする。
本体サイズは734×606×258mm、重量は34kg。最大450℃の温度に対応し、PLA、ABS、PET、PETG、TPU、TPEなどの汎用プラスチックから、PEEK、PETG、PEKKなどのスーパーエンプラ材料、熱可塑性樹脂まで、幅広い材料をフィラメント化できる。
リサイクル材やファイバー、木片などの添加剤を混ぜ合わせるためのミキシングスクリューを搭載。専用ソフトウェア「DevoVision」により、製造中のフィラメントの温度や径をリアルタイムで監視し、その場で調整できる。
先行機種「Composer 450」と比較して冷却経路が長くなったほか、センサーを1軸設計から3軸設計に変更するなどの改良を施している。また、DevoVisionの使用にはPCの有線接続が必要だったが、TWO Fusionでは無線接続にしたことでリモート操作にも対応した。