CQ出版が「Interface」2024年3月号を発売
2024/01/23 06:30
CQ出版は「Interface」2024年3月号を2024年1月25日に発売する。
特集は「ゼロから作るシリアル通信」だ。Raspberry Pi Picoシリアル通信の基本から、MicroPythonを使用した具体的な実装まで解説している。
第1部「マイコンで必須の通信方式を理解しよう」では、長距離通信に有利な点や半導体技術の進歩、高速通信に向いているなど、シリアル通信が主流になっている背景に焦点を当て、UART/SPI/I2C/CANなど定番シリアル通信について解説する。
第2部「Pico & MicroPythonでゼロから作るシリアル通信」ではPIOへのシフトレジスター実装や各通信方式の制御プログラム作成などを通じて、UART/SPI/I2Cの通信方式や実装方法を解説する。
第3部「Picoで作る本格的プロトコル・アナライザ」ではUART/SPI/I2Cに対応したプロトコルアナライザーの機能とGUIについて解説。Raspberry Pi Picoを使用してPCで波形を確認できるPythonアプリケーションの作成や、PIOを使用した高速キャプチャ、解析ソフトウェアの作成についても取り扱う。
第4部「シリアル通信トラブル集」では、通信方式ごとのトラブル発生時の対処法についてハードウェアとソフトウェアの双方向からアプローチする。
その他、CAN規格の徹底解説や音の信号処理、モーター制御や電磁ノイズ対策などを掲載。定価は1430円(税込)だ。