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オランダTectonic 3D、3Dプリンター用ハイエンドフィラメント「TenneT」シリーズを発表

オランダのTectonic 3Dは、FFF方式3Dプリンター用ハイエンドフィラメント「TenneT」シリーズを発表した。

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「TenneT PYRA PC/ABS FR」は、PC/ABSをベースにしたエンジニアリンググレードの難燃性材料だ。臭素と塩素を一切使っておらず、一般的なPCやABSよりビカット軟化温度(VST)が10~15℃高い優れた熱機械的特性を備える。エンクロージャーやコネクターなど、電子/電気機器向けアプリケーションに適している。

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推奨設定はノズル温度260~290℃、ヒートベッド温度90~110℃、チャンバー温度90~110℃、乾燥4~6時間(120℃)で、カラーはブラック、径は1.75/2.85mmから選べる。価格は750gが42ユーロ(約6800円)、2300gが128ユーロ(約2万600円)だ。

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「TenneT KRATIR PA11 CF」は、ヒマシ油から生成した97%バイオベースのポリアミド11素材で、リサイクル炭素繊維を配合して強化している。高強度と低吸湿性を両立し、気温が低くても優れた寸法安定性と衝撃強度を備える。推奨設定はノズル温度260~290℃、ヒートベッド温度90~110℃、チャンバー温度23~90℃、乾燥6~8時間(120℃)。カラーはブラックで、径は1.75/2.85mmから選べる。価格は、750gが115ユーロ(約1万8500円)だ。

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「TenneT PROTEOS HT」は、PEEK、ULTEM AM1010F、PPSUといった高耐熱性材料用の溶解性サポート材だ。チャンバー温度は最高215℃まで上げることができる。推奨設定はノズル温度320~340℃、ヒートベッド温度180~215℃、チャンバー温度180~215℃で、乾燥は不要だ。カラーはナチュラルで、径は1.75mmのみ。価格は、500gが195ユーロ(約3万1300円)だ。

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