MakaGiC VS01は、バッテリー駆動で開け閉めができ、締め付けトルクの調整も可能なスマートバイスだ。豊富なアクセサリーを用意しており、さまざまなDIY用途のニーズに応える。

開閉の操作は2つのボタンを押す電動式か、ハンドルを回す手動式に対応する。ボタンは2段式スイッチになっており、任意の位置まで開閉したい場合は「半押し」を、対象物を設定トルクで締め付ける、もしくは全開する場合は「全押し」をする。ボタンの右側にある0.96インチOLEDディスプレイを用い、各種設定ができる。

締め付けトルクは精密に調整でき、自動停止機能やトルクセンシング機能により対象物の破損を防ぐとともに、過電圧／電流保護、過熱保護、充放電保護機能が安全な作業を保証する。本体はプレミアムアルミニウム合金製のユニボディデザインを採用し、軽量ながら耐久性も備えている。

口金は、市販の標準3インチタイプと互換性がある。また、3Dプリンター出力用のオープンソース3Dモデルを提供するため、対象部の形状に応じた口金の作製も可能だ。加工対象物や基板などの固定に適しており、拡大鏡やLED、ファンなどのDIY作業を支援する専用アクセサリーも搭載できる。USB Type-Cポートから充電でき、フルチャージで約200回の開閉操作ができる。本体サイズは202×137×77mmで、最大開口は125mm、最大クランプ速度は秒速19mm、最大クランプ力は7kgfとなっている。

MakaGiC VS01は予定小売価格229ドル（約3万4000円）のところ、今なら35％オフの149ドル（約2万2000円）で入手できる。2024年4月の出荷を予定し、日本への送料は16ドル（約2400円）となっている。2024年2月9日までクラウドファンディングを実施しており、2月6日時点で3000ドル（約44万5000円）の目標額を大きく上回る約13万ドル（約1950万円）を集めている。