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DJIがFPVドローン「DJI Avata 2」を発表

DJIは2024年4月11日、FPV(First Person View)ドローン「DJI Avata 2」を発表した。

同製品は高性能センサーを搭載したFPVドローンで、高画質での撮影が可能だ。フリップ、ロール、ドリフト飛行にも対応しており、複雑な操作なしで没入感のある飛行体験を可能にする。

カメラには、前モデルよりも大きなイメージセンサーを搭載した1/1.3インチCMOS超広角12MPカメラを採用。FOV(視野角)155°の超広角レンズにより、高画質な映像を提供する。

写真や最大4K/60fpsでのHDR動画に加え、2.7K/120fpsでのスローモーション映像にも対応しており、激しい動きの飛行でもシャープな映像を撮影できる。

最大飛行時間は23分で、PD急速充電に対応。集電機能も備えており、複数のバッテリーの残った電力を残量の一番多いバッテリーに移動し、予備バッテリーとして使用できる。

内部ストレージは46GBで、1080p/60fpsなら約90分間の動画を保存可能だ。さらに、RTH(Return-to-Home)機能などの安全機能も搭載されている。

同時に発表された製品のうち「DJI Goggles 3」は視度調整に対応し、2枚のマイクロOLED画面を搭載したスマートグラスだ。マイクロOLEDは10-bitエンハンス表示、100Hzリフレッシュレートと超低遅延映像伝送に対応しており、周囲の映像を捉えて画面上に表示できる。また、周囲の映像と機体からのライブ映像を同時に表示するリアルビュー+PiP(ピクチャーインピクチャー)機能も備えている。DJI Avata 2からのライブ映像は、アプリ(DJI Flyアプリ)で閲覧でき、最大で5m離れた他のデバイスに転送もできる。さらに、オーディエンスモードではケーブルを使用して、ライブ映像をディスプレイや他のGoggles 3に共有することも可能だ。

またドローン専用コントローラー「DJI RC Motion 3」は、ジョイスティックを倒すだけの操作でフリップやドリフト、ロールなどのアクションが可能な、動きのある映像を撮影できる。

これら2つの機器は、DJI Avata 2とペアリングして使用できるほか、オールインワン型ドローン「DJI Air 3」や「DJI Mini 4 Pro」など、他のDJI製品でも利用可能だ。

DJIオンラインストアや認定ストアで販売し、価格はDJI Goggles 3/DJI RC Motion 3との同梱セットが14万3000円(税込)だ。加えて2WAY充電ハブ1個、バッテリー2個、スリングバッグ1個が同梱されるセットも用意しており、価格は17万4900円(税込)となる。

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