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CSIRO、完全なロールtoロール印刷の太陽電池で記録的な効率を達成

CSIRO(Commonwealth Scientific and Industrial Research Organisation:オーストラリア連邦科学産業研究機構)は2024年3月13日、完全なロールtoロール印刷の太陽電池を製造し、スモールスケールでは15.5%、50cm2モジュールでは11.0%という記録的な性能を実証したことを発表した。

ロールtoロール印刷の太陽電池は、プラスチックの長い連続ロール上に製造される太陽電池だ。デバイスのすべてのコンポーネントがインクでプリントされる。インクには先端材料であるペロブスカイトが配合されている。

従来のシリコン太陽電池パネルは硬くて重いのに対し、ロールtoロール印刷による太陽電池は柔軟性と可搬性が高い。都市建設や鉱山操業、危機管理、災害救援、宇宙、防衛、個人用電子機器など、太陽電池の使用できる範囲を拡大することで、再生可能エネルギーの需要の高まりに応えるとしている。

fabcross for エンジニアより転載)

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