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3Dプリンティングやアプリを活用してウクライナを支援するNPO団体「Team4UA」

3Dプリンティングなど、さまざまな技術を活用してウクライナの人道的支援を実施しているNPO団体が「Team4UA」だ。

Team4UAは、3Dプリント技術による家屋製作や、テクノロジーを活用した食糧配給計画の整備などを通じてウクライナを支援している。国内避難民(IDPs:Internally Displaced Persons)を支援し、戦線にできるだけ近い場所で市民に対する食糧面や非食糧面での支援をすることを目的としている。

Team4UA Team4UA/YouTube

2022年7月からはWFP国連世界食糧計画(国連WFP)と提携し、月間最大2500トンの人道支援食糧の配送計画について配送を調整し、最大18万人の食糧配給を支援している。

Team4UAによると、これまでに最大1万4000トンの支援物資が配送され、ウクライナの17の地域で、約85万人が支援を受け、うち10万人以上の避難民が情報と交通支援を受けているとのことだ。

Team4UA Team4UA/YouTube

Team4UAのプロジェクトのうち「HIVE」は3Dプリンティング技術を使用した、住宅、学校、重要インフラの再建プログラムで、リヴィウ市議会の支援を受けている。

また、「HIT NADIIA」は物資の配給重複を避けるためのモバイル/WEBアプリで、支援の内容と住所、氏名などを入力することで支援を申請できる。支援物資の受け取りについてはアプリの通知やSMSなど複数の方法で受信できる仕組みだ。

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