同サービスはugoが工場内を巡回して設備を点検し、点検で収集したデータの分析を通して設備運用の効率化を目的とする。

ugoが工場内を巡回し、日立システムズのCYDEENメーター自動読み取りサービスにより、工場内の温湿度など環境データや計器メーターの値を自動で取得。取得したデータに日立プラントサービスが持つ大規模工場の保守ノウハウを融合させることで、熟練技術者の技術の継承、エネルギー効率の改善や故障の予兆検知などの設備運用の効率化を図る。

ugoにはカメラとAIが搭載されており、あらかじめ設定した巡回ルートを自律走行し、工場内の設備を点検。メーターの数値やランプの点灯などに異常を検知した際は自動で通知する。

CYDEENメーター自動読み取りサービスは、デジタル／アナログを問わずメーターの数値を読み取り可能で、ugo本体に環境センサーを搭載することで、温湿度や気圧といった環境情報を収集する仕組みだ。

同サービスは2024年秋に半導体工場で実運用を開始し、2024年度中のサービスリリースを予定している。