新しいものづくりがわかるメディア

RSS


ラズパイでAIを使おう——13TOPSのAIアクセラレーター「Raspberry Pi AI Kit」発表

Raspberry Pi財団が、Raspberry Pi 5向けAIアクセラレーター「Raspberry Pi AI Kit」を発表した。

photo

同製品は、「Raspberry Pi M.2 HAT+」にM.2フォームファクターの「Hailo-8L M.2 Entry-Level Acceleration Module」をバンドル。ホストとなるRaspberry Pi 5が最新のRaspberry Pi OSで動作している場合、Hailo-8Lモジュールが自動的に検出され、NPU(Neural Processing Unit)をAIタスクに使用できるようになる。推論性能は最大13TOPS(1秒間に13兆回の演算)だ。Raspberry Pi OSのrpicam-appsカメラアプリケーションは、同モジュールをネイティブにサポートしており、自動的にNPUを使用して互換性のある後処理タスクを実行できる。

Hailoモジュールは組み込み済みの状態で届くのでユーザーが組み立てる必要がない。また、高さ16mmのスタッキングヘッダーとスペーサーを入れることで、アクティブクーラー分の空間を確保しながらRaspberry Pi 5にフィットするデザインを採用している。

スイッチサイエンスのオンライショップにて販売準備中で、価格は1万4190円(税込)の予定だ。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る