CuboRexとENEOSグローブ、LPガスボンベの電動運搬台車「らくらくエネキャリー」を開発
2024/06/10 09:30
CuboRexは2024年6月7日、ENEOSグローブと共同でLPガスボンベ専用電動運搬台車「らくらくエネキャリー」を開発し、モニター販売を開始したと発表した。
LPガスの搬送には、90kg超のガスボンベを運ぶ重労働や、配送作業員に保安関係資格と経験が必要という状況があり、供給継続には作業員の不足が課題として挙げられている。
らくらくエネキャリーはそうした状況を受けて開発されたLPガスの電動運搬台車で、従来は人力で行われていたLPガスの運搬を電動化している。アクセルレバーを握るだけの操作で傾斜地や凸凹道も進められるため、作業労力の軽減につながる。
最高速度は時速4km(100kg積載、平地)/時速6km(空荷)、最大積載重量は100kg。登坂能力は25度/100kgで、電動工具のバッテリーに対応している。
製品の販売は2024年夏頃を予定しており、LPガス業界の配送効率向上と作業員の労働環境改善に寄与することを目指す。