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壁面収納を自作しよう——3Dプリンターで作るペグボード「Thread Boards 2.0」

3Dプリンターで作るペグボードの最新版「Thread Boards 2.0」がKickstarterに登場し、わずか7分で目標額の調達に成功している。

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Thread Boards 2.0は、壁に掛けて収納スペースを増やせるペグボードを自作するために、必要なデータやソフトウェアを提供する。スペックは前モデル「Thread Boards」と互換性があり、Thread Boardsの支援者は無料で2.0へアップグレードできる。

 
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2.0では各パーツのデザインを掲載するカタログと、3Dプリンター用STLファイルのカスタマイズに対応するオンラインソフトウェアをアップデートしている。

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カタログには1万種類以上のパーツのデザインを掲載しており、必要なパーツのSTLファイルを3Dプリンターに転送し、そのまま造形できる。また、オンラインSTLカスタマイザーを使い、パーツのサイズを調整するといったカスタマイズにも対応する。造形したパーツの取り付けは、ぐらつきやすい差し込み式ではなく、ねじ式のペグでしっかりと固定できる。

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パーツは、パネルとペグ、それぞれ1000種類以上のサイズや形状の違うタイプを提供する。また、ハサミやデジタルノギス、ドリルビット、六角レンチ、スプレー缶、ブラシ用のホルダー、コンテナ、ブラケットなど、さまざまなツールを収納できるアタッチメントを揃えている。

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Thread Boards 2.0は、今なら12%オフの特別価格42ドル(約6600円)で入手でき、2024年7月の提供を予定している。2024年6月27日までクラウドファンディングを実施中で、6月19日時点で3000ドル(約47万円)の目標額を大きく上回る約7万6000ドル(約1200万円)を集めている。

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