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ロボット専用のトーチを搭載——ファイバーレーザー溶接ユニット「SLW2000R」

smartDIYsは2024年6月28日、ファイバーレーザー溶接ユニット「SLW2000R」の販売を開始した。

同製品はロボット専用のトーチや、ロボット接続用のインターフェースを備えている。レーザーの出力(2.0kW)や本体の機能は、同社のファイバーレーザー溶接機「SLW2000」と同性能で利用できる。

ロボットコントローラーと接続することで、レーザー照射やレーザーパワーの制御、緊急停止やアラーム出力などの溶接指示をコントローラーから実行できる。

ロボットをユーザー側が別途用意することで、ファイバーレーザー溶接ロボットの導入コストを抑えられる。また、既存のTIG、アーク溶接ロボットの溶接ユニットと換装するだけで、ファイバーレーザー溶接ロボットに置き換えられるため、既存の設備を流用できる点もメリットだ。

トーチにはカメラが搭載されており、レーザーの焦点調整や溶接結果の確認に使用できる。また、本体の前面にはレーザー出力を調整するタッチパネルを備える。鉄、ステンレスに加え、アルミや亜鉛メッキの溶接にも対応する。本体価格は330万円(税込)だ。

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