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東京高専とソニー、ロボットトイ「toio」を使ったロボットSIer教材を開発

東京工業高等専門学校は2024年7月12日、ソニー・インタラクティブエンタテインメントと連携し、ロボットトイ「toio」を使ったロボットSIer教材を開発したと発表した。

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本教材を活用したシステムインテグレーション演習として、今年度は「デザイン工学」授業の公開を2回企画し、1回目の授業公開を同年6月28日に実施した。授業の主目的は、ロボットSIerという業種を知り、システムインテグレーションの素養を身に付けることだ。顧客からの要望を想定して与えられた課題を解決する搬送ロボットシステムを、デジタルツインを用いて開発する。

カリキュラムでは要求定義/仕様策定/設計/実装/テストなど、プロジェクトマネジメントの手法に沿って開発を進め、技術的な素地を身につける構成を採用している。カリキュラムは90分×15回で完結し、複数台の搬送ロボットやロボットアームなどを組み合わせた、社会実装につながるソリューションを提案する。

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ソニー・インタラクティブエンタテインメントのtoioは、小さなキューブ型移動ロボットで、光学センサーを内蔵し、専用のマットと組み合わせることで絶対位置を用いた制御が可能だ。

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