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Nano DimensionがDesktop Metalを買収——3Dプリンティングの量産化活用を加速

イスラエルのNano DimensionとアメリカのDesktop Metalは2024年7月3日、Nano DimensionによるDesktop Metalの買収について、最終合意に至ったと発表した。

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両社は、Nano DimensionがDesktop Metalのすべての発行済株式を、1株当たり5.50ドル(約889円)で買い取ることに合意。2024年7月2日の終値の4.07ドル(約658円)に27.3%のプレミアムを上乗せした価格で、買収価格は合計1億8300万ドル(約296億円)になる。

Nano Dimensionは、エレクトロニクス向け3Dプリンティングのリーダーとして知られ、他にも高性能ポリマー、セラミックス、金属アプリケーションなどを手掛ける。また、傘下のDeepCubeが開発したディープラーニングAIで動作する、ロバストなソフトウェアプラットフォームを運用する。Desktop Metalは、独自の材料、ソフトウェア、焼結ソリューションを有し、量産スケールの金属/ポリマーアプリケーションへフォーカスするプラットフォームを継続してきた。

両社は戦略的提携により、3Dプリンティングから生み出される多様なアプリケーションにおいて、それぞれの強みを融合する。金属、エレクトロニクス、鋳造、ポリマー、マイクロポリマー、セラミックスなどをカバーするAM技術と対応材料を生かした、広範な製品ポートフォリオが生まれる。また、長期的なビジネス関係に基づく3Dプリンティングの革新的なソリューションを創出することで、プロトタイピングから量産化へのAM分野の移行を加速し、高性能な生産向け工具から最終消費製品まで顧客の幅広いニーズに応えるとしている。

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