少量生産と廃番部品をサポート——3D Printing Corporation、デジタル製造プラットフォーム「TAIGA」提供開始
2024/07/25 10:00
3D Printing Corporationが、少量生産および廃番部品向けのデジタル製造プラットフォーム「TAIGA」の提供を開始した。
同プラットフォームは、専門的なオンデマンド部品の開発/生産を可能にするデジタル製造プラットフォームだ。ユーザーとサプライヤーとの間をつないで、設計から納品まで安全でスムーズなものづくりを可能にするワンストップサービスだ。
ベテランエンジニアや、射出成形、板金、3Dプリンティングなどの技術を学習したAIの知識を活用して、ユーザーのニーズに最適な設計と製造プランを提案する。同社既存顧客による活用では、防衛や重工業などの分野から、供給元を失った20種類以上の部品の復元依頼があったという。
同プラットフォームには、ユーザーやサプライヤー、TAIGA運用チームなどプロジェクトに関わるメンバー全員が参加できるチャット機能、ユーザー企業の社内エンジニアや調達部門、開発部門、サプライヤーに必要な情報すべてを1つに集約したレポート機能が搭載されている。さらに、開発した3Dデータを保存し、それを基に再購入できるデジタルライブラリーなどの機能も搭載されている。