ラズパイベースの防爆IoTゲートウェイを発表、メカトラックスと中村電機製作所
2024/07/26 16:00
メカトラックスと中村電機製作所は、耐圧防爆型ゲートウェイ「NGATE-1」を発表した。
同製品は、化学工場や石油プラントなど可燃性ガスや蒸気が空気と混合して爆発に達する恐れのある場所(防爆エリア)でも使用可能なRaspberry PiベースのIoTゲートウェイだ。LTEやWi-Fi、Bluetoothなどの無線接続に加え、LANや各種シリアル、アナログなどの有線接続にも対応し、国内防爆検定も合格している。
本体の寸法は520×588×200mm、質量は約15kg。防爆エリア(Zone1、Zone2)で使用可能で、4G(LTE)通信で幅広いエリアへの高速データ転送にも対応している。入力センサーとしてRS232CとRS422、RS485、入力電圧0~5V分解能24bit、無線センサー、Wi-Fi2.4GHz(802.11 b/g/n)、Bluetooth5.0(BLE)などが使用可能だ。
CPUボードにはRaspberry Pi 4 Model B(RAM 2GB)を採用。電源管理や死活監視機能を搭載し、電源断時等の自動シャットダウンおよび復旧機能も備える。各種入出力に対応したオプションもある。
※記事初出時、文中に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。